ペインター
西 雄大 / Yudai Nishi

ペインターとして、企業や広告への作品提供、イラストレーション、そして自身のアートワークを用いたプロダクト制作など、多岐にわたる分野で活躍され、代官山のクリエイティブワークプレイス「LANTIQUE BY IOQ」のアートワークも手掛けられた西 雄大さんにお話を伺いました。

Q.アーティストを目指されたきっかけや、経緯について教えてください。

特別なきっかけがあったというわけではないんです。とにかく子供の頃から絵を描くことが好きで、それが自然と今に繋がっているという感覚ですね。そんな中で、中学生の頃に出会った『グラフィティ・ワールド』という本の内容に衝撃を受け、それが、今の自分の方向性に大きく影響していると思います。

Q.作品を制作する上で、特にインスピレーションを受けているものはありますか。

世の中にはたくさんの作品がある中で、特定の何か一つというよりは、そのすべてが刺激になっています。作意のない物や、日常の中でふと目にする何気ない光景、景色も非常にインスピレーションの源になっていると感じています。

Q. 創作活動を支える原動力となっているものは？

まず何よりも「楽しい」という気持ちです。とにかく、物を作ったり、絵を描いたりする行為そのものが本当に好きで、それが一番の原動力になっています。ただ、それだけではなく「上手くなりたい」、「もっと上達したい」という気持ちもとても大切にしています。

Q. 今回のプロジェクト（LANTIQUE BY IOQ）のオファーを受けた際の印象を教えてください。

リアルゲイトさんは、異国的な雰囲気を持ちながらも、どこか日本人の誠実さのようなものが感じられ、都会的でおしゃれ、そして洗練された空間を創られている印象を受けました。そのような場所に僕の絵を飾っていただけるというのは、率直に、とても嬉しかったです。

Q.「LANTIQUE BY IOQ」の作品のコンセプトや拘りの点について教えてください。

ワークプレイスでありながら、単純に仕事をする場所というだけでなく、時にはくつろいだり、談笑したりするような、様々な過ごし方ができる空間だと想像していました。そのため、ここにある作品はそうした様々なシーンでふと視界に入ったときに、見る人に少しでも心地よさだったり、ポジティブな気持ちだったり、良い影響を与えることができればと思いながら制作しました。ここで過ごす人々の気持ちを少しでも豊かにできたら嬉しいですね。

Q. 今後の展望を教えてください。

具体的な大きな展望というものは今のところ持っていませんが、本当に絵を描くことが好きなので、できる限り長く絵を描きながら生活を続けていけたらと思っています。

● Other Artworks by Yudai Nishi

現在、新作個展「BLUR（ブラー）」を開催中 ／ 2025.4.18 Fri - 5.18 Sun

品川区東五反田のアートギャラリー“VOILLD” にて西さんの新作個展「BLUR（ブラー）」を開催中です。ぜひ足を運んでみてください。

Yudai Nishi “BLUR”西雄大「ブラー」
2025.4.18 Fri - 5.18 Sun
OPEN：12:00 - 18:00
CLOSED：Mon & Tue
PLACE：VOILLD　東京都品川区東五反田 3-17-4 1F

詳細情報はこちらから ：https://www.voilld.com/

LANTIQUE BY IOQについて

代官山、槍ヶ崎交差点近くの閑静な住宅街の中に位置する築36年の高級ヴィンテージマンションを1棟リノベーションし、2024年2月にオープンしたクリエイティブワークプレイス。愛犬と一緒に仕事が楽しめるよう、全ての専有部内でペット入居可とし、共用部のルーフトップは同伴可能とするペットフレンドリーワークプレイスとしても展開しています。