小規模ビル一棟をスタートアップが自由にカスタマイズできる
「オーダーメイドビルディング賃貸事業」開始

スタートアップ向けクリエイティブオフィスを都内で45棟手がける株式会社リアルゲイト（本社：東京都港区、代表取締役：岩本 裕、以下「リアルゲイト」）は、2019年4月よりビル一棟を自由にカスタマイズできる「オーダーメイドビルディング賃貸事業」を開始します。

本サービスは、経年劣化により不動産価値が下がるなど競争力を失った300坪未満の築古小規模ビルをリアルゲイトが一括で借り上げ、一定の工事を行った後、スタートアップ企業向けに再賃貸する事業です。ビルオーナーは、長期間安定的な収益が上げられる一方、スタートアップ企業は、オフィス空間の内装のみならず、屋上や外観の変更も可能でビルの命名権も有する事ができるため、自社のアイデンティティをオフィス空間へ自由に反映することで働き方改革や採用力強化を実現します。

第一弾として、2019年4月より渋谷区神宮前2棟、北参道、日本橋、清澄白河の計5棟で本サービスを開始します。今後は年間10棟以上の開業を目標に、築古小規模ビルの再生とスタートアップ企業の成長を支援していきます。

■サービス開始の背景　　～ スタートアップのニーズもシェアオフィスから自社ビルへ ～

昨今、企業の働き方改革の流れから、大型オフィスの開発や中小規模ビルの活用が加速しています。その一方で、中小規模にも属さない規模300坪未満、築20年以上の築古小規模ビルは空室が問題視されています。その要因は、築古小規模ビルの大半が個人や中小企業に保有されており、もともと自社利用や住居兼用で建てられている場合が多いことから、テナントビルへの転用には多額の費用が掛かってしまうためだと考えられています。

そんな中、人材不足の流れで働き方改革や採用を強化したいスタートアップ企業が、自社の価値観やオリジナリティを表現する方法として、オフィスをカスタマイズする流れが増えています。これまではシェアオフィスに入居することが一定の差別化となっていましたが、昨今シェアオフィスが一般的となってきたことから、最近では一部のスタートアップ企業は脱シェアオフィスを計り、小規模でも「一棟の城」を望む傾向が高まりつつあります。

そこでこの度、小規模ビルオーナーが抱える悩みとスタートアップ企業のニーズをマッチングし、築古小規模ビルの空室問題解消とスタートアップの働き方改革や採用強化を後押しする「オーダーメイドビルディング賃貸事業」を開始することに至りました。

■「オーダーメイドビルディング賃貸事業」の概要

提供開始日：2019年4月
提供内容：
当社がビルオーナーより100～300坪以下の築古小規模ビル一棟を、長期間借り上げし賃料を保証します。
最低限必要となる電気・空調設備等のインフラ設備工事は当社が実施し、テナントの要望を聞きながら外観やオフィスの内装、その他キッチン設備やイベントスペースなどの共用部の改修工事を行い、リノベーションを完成させます。一級建築士事務所を有する当社が、テナントの要望に応じた用途変更や外観の変更、原状回復の取り決め等を行う事で、無駄なコストを掛けずにテナントの自由度を実現しつつ、オーナー側の手間とリスクも軽減することが可能です。

▼オーダーメイドビルディング賃貸事業のスキームと顧客メリット

貸出物件情報詳細：https://ordermade-tokyo.jp/about/odermade_building.html

【本件に関するお問合せ先】
■事業・物件に関して
株式会社リアルゲイト
E-mail：info@realgate.jp
営業時間：平日10:00-19:00

■取材やインタビューに関して
E-mail：pr@realgate.jp
営業時間：平日10:00-19:00