名 称: AMBRE/アンブル
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷 3-15-7
交通 :東京メトロ副都心線「北参道駅」徒歩2分/JR山手線「原宿駅」徒歩9分
OFFICIAL WEBSITE:https://ambre-tokyo.jp/
植物を起点に「過ごす人の体験」までをデザインする。 人と緑が共生し、共に育っていく「実験の場」。
環境配慮型ビル「AMBRE」にオフィス・ショールームを構える、株式会社メグラスの代表取締役 太田 豊洋さんにお話を伺いました。
株式会社メグラス
代表取締役 太田 豊洋さん
業種 サービス業
入居物件 AMBRE 1F/2F
面積 1F 64.40㎡/2F 131.08㎡
所在地 東京都渋谷区千駄ケ谷3-15-7
ファッションやクリエイティブなカルチャーが息づく、千駄ヶ谷・北参道エリアに誕生した「AMBRE(アンブル)」。既存建物を活用し、環境負荷の少ない建材の採用や100%再生可能エネルギーの導入など、持続可能なグリーンコミュニティを育む環境配慮型ビルです。
この場所にオフィスとショールーム「THE EST」を構えるのが、「空間を造り、活きる人を創る。」を理念に掲げ、植物を起点に豊かな体験と居心地をデザインする空間プロデュースチーム「メグラス」。
今回は代表取締役の太田 豊洋さんに、この拠点を舞台に植物を通して生まれる新たなコミュニティのあり方、そして「THE EST」を通じて描く空間づくりの未来についてお話を伺いました。
—はじめに、メグラスさんの事業内容について教えてください。
オフィスや店舗、ホテルのインテリアから建物の外構・造園まで、規模やジャンルを問わず「植物」を軸にした空間デザインを展開しています。
ただ、僕たちのゴールは「良い空間をつくること」そのものではありません。企業理念に掲げている「空間を造り、活きる人を創る。」という言葉の通り、空間を通して働く人や過ごす人の心が豊かになったり、人と人との距離が縮まったり、企業のストーリーを表現できたりする。その先にある「体験」までを設計することが、僕たちの仕事だと思っています。
メグラス代表の太田さん
—社内には、多彩なバックグラウンドを持つメンバーが集まっているとお聞きしました。
造園や植物のプロはもちろん、インテリアや空間装飾、施工のスペシャリストから、ハイブランドのフラワーディレクションを手掛けていたメンバーまで、本当に多彩なプロフェッショナルが揃っています。
社内では、セールス兼プランナー、クリエイター、そしてメンテナンスチームが一体となり、プランナーが描く空間イメージに合わせて最適なメンバーをアサインしています。一人ひとりの専門性を掛け合わせることで、デザインや機能性、メンテナンスまで一貫した提案が可能になり、一般的な造園会社でもインテリア会社でもない「メグラスでしか創れない空間」を生み出せていると思っています。
—様々な空間演出を手掛ける中で、特に大切にされていることを教えてください。
一番大切にしているのは、実は「植物から考えない」ということなんです。
「何を植えるか、何を置くか」という表面的な装飾から入るのではなく、「その場所を、これからどういう場所にしていきたいか?」という問いからスタートします。初めから「ここに何の植物を置こうか」と考えるのではなく、まずは「ここで過ごす人にどう感じてほしいか」という、人の感情や体験に焦点を当てます。
オフィスであれは社員の働きやすさやコミュニケーション、店舗であればお客さまの居心地の良さ、ホテルなら訪れる人が受ける印象。過ごす人の体験から逆算していくことで、初めて最適な植物の種類や配置が見えてきます。僕たちにとって植物は単なる「飾り」ではなく、「空間そのものを形づくる大切な素材」として捉えています。
そして、もう一つ大切にしているのは「時間経過」の視点です。一般的な内装は完成した瞬間がピークになりがちですが、生き物である植物は半年、1年、3年と時が経つにつれて姿を変えていきます。だからこそ、空間が完成した瞬間だけでなく、「1年後、3年後により格好良くなる姿」まで見据えておく。空間が美しく育っていく未来の姿まで描くことが、僕たちの手掛ける空間デザインです。
—「AMBRE」に入居を決められた理由と、入居後の変化を教えてください。
以前の南青山の拠点は、間借りしているような形だったので、メグラスのアイデンティティを体現し、自分たちを表現できる場所を探していました。そんな中、AMBREができるタイミングと、僕たちが次のステージへ向けて新しい拠点を探していた時期が重なったのがここを選ぶ大きなきっかけでした。
明治通り沿いの1階路面で、ガラス張りという視認性の高さと立地は非常に魅力的でしたし、感度の高いアパレルやデザイン系の企業が集まるこのエリア特有の洗練されたクリエイティブな空気感も、僕たちの事業に合っていたことが決め手になりましたね。
入居後は自分たちの世界観を自由に形にできるようになった変化が大きく、スペースも広くなったことでお客様に実際の空間提案を直接体感していただける拠点ができました。おかげさまで、ビジネス面でも大きな加速を実感しています。
「AMBRE」外観/1階 共用スペース「cycle garage」
―1階と2階は、それぞれどのような役割を持つ場所でしょうか?
1階は、デザインの打ち合わせやオフィス業務を行うほか、VMDやディスプレイに使用する素材や造花、アイテムなどを広げて実際の仕分けや細かな調整を行うアトリエ・作業スペースとして活用しています。
2階は、ショール―ム「THE EST」として活用しており、単に植物を売り買いするショップではなく「緑のある空間そのものを相談できる場所」を目指してつくりました。オフィスや商業施設はもちろんですが、個人のご自宅のテラスや造園まで、「この場所でどんな時間を過ごせると良いか」というご相談からスタートし、ウッドデッキや壁面緑化も含めた空間全体をトータルで形にしています。
植物が購入できるお店は数多くありますが、ここまで空間全体をトータルコーディネートできる場所は多くありません。だからこそ「THE EST」では、バイヤーが1本1本厳選した、インテリア空間に映える一点ものの樹形や大型の木を中心に、上質な植物を幅広く揃えてご提案しています。
1階 アトリエ・作業スペース/2階 ショールーム「THE EST」
また、この2階フロアでは植物の成長を促すための独自の「照明設計」を施しています。
365日、朝・昼・晩・深夜のタイムラインで光の色温度を変化させていて、人がいない深夜の時間帯には、光合成に必要な「赤と青の波長」の光が出る設定にしています。深夜に外から見ると少し不思議な光が灯っているのですが、これは「人が心地よく過ごす時間」と「植物が育つ時間」の両方をひとつの空間で調和させるための工夫なんですよね。
―最後に今後の展望やこの場所でチャレンジしていきたいことを教えてください。
今後は、僕たちが手がける「植物」という仕事の領域そのものをさらに広げていきたいと考えています。建物や内装が完成した後の“最後の仕上げ”として植物を配置するのではなく、建築や設計の初期の段階から入って、植物を構造の一部として組み込んだ空間づくりに携わっていきたいです。
植物という枠に捉われず、インテリアやアート、照明などを自由に融合させながら「その空間で過ごす人がどう感じるか」という体験価値をどこまでも追求できる組織であり続けたいですね。
そして、拠点でもある「THE EST」も、ただ植物を並べるだけではなく、様々なクリエイターやデザイナーが集まって「植物を使ってもっとこんな面白いことができるんじゃないか?」と、お互いにアイデアを試しながら発信できる「実験の場」に育てていきたいと思っています。
「AMBRE」から新たなスタートを切ったメグラスの拠点は、オフィスやショールームの枠を超えて、植物と人が共に育つクリエイティブな「実験の場」そのものでした。
人と人が出会い、植物の成長とともに空間の表情が深まり、過ごす人の感性が育まれていく。
この場所を起点に生まれる新しいコミュニティは、私たちの想像を超えるスケールで多くのストーリーを紡いでいきそうです。
▪会社概要
会社名 :株式会社メグラス
公式サイト : https://megrass.co.jp/
Instagram : https://www.instagram.com/megrass_official/
業種 : サービス業
事業内容 : 空間デザイン・植栽メンテナンス事業
設立 : 2015年11月
既存建物を活用し、環境負荷の少ない建材の採用や100%再生可能エネルギーの導入など、持続可能なグリーンコミュニティを育む環境配慮型ビルです。デザイン性とサステナビリティを両立した快適な空間が、入居者のクリエイティビティや新しい働き方を支えています。
名 称: AMBRE/アンブル
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷 3-15-7
交通 :東京メトロ副都心線「北参道駅」徒歩2分/JR山手線「原宿駅」徒歩9分
OFFICIAL WEBSITE:https://ambre-tokyo.jp/